韓国軍の監視カメラが捉えた西側の京義線の道路が爆破される様子(合同参謀本部提供の映像より)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
韓国軍の監視カメラが捉えた西側の京義線の道路が爆破される様子(合同参謀本部提供の映像より)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が15日、韓国との軍事境界線の北側にある南北連結道路の一部を爆破したことについて、韓国の統一部は「南北合意への明白な違反であり、極めて異常な措置」として、「強力に非難する」とする声明を出した。

 声明は「4年前、南北の合意により1年以上運営していた南北共同連絡事務所を一方的に爆破した行動を改めて見せたもの」とし、「退行的な行動を繰り返す北が嘆かわしい限りだ」と批判した。

 また、「京義線と東海線の鉄道・道路は南北首脳会談以降進められてきた代表的な南北協力事業で、北の要請により計1億3290万ドル(約200億円)に達する借款方式の資材・装備の提供で建設された」とし、「借款の返済義務が依然あることを改めて確認する」と指摘。「南北鉄道・道路の爆破に関連する全ての責任は北にある」と強調した。

 北朝鮮は今年8月に京義線と東海線の鉄道を遮断したのに続き、この日は京義線と東海線の道路も爆破し、南北をつなぐ陸路を完全に遮断した。


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