商品販売と連携した番組編成、MBCの摘発数3年連続1位が問題に=韓国
商品販売と連携した番組編成、MBCの摘発数3年連続1位が問題に=韓国
科学技術情報放送通信委員会所属で共に民主党のチョ・インチョル議員は、放送通信委員会から提出を受けた資料を基に、テレビ局とテレビショッピングによる「連携編成」を検証した。結果、MBC(298件)、TV朝鮮(733件)が地上波・総合チャンネルにおける最多の摘発件数となったことが明らかになった。

チョ議員は「テレビ局の編成を参考に、テレビショッピングでこれと近い時間帯に、かつ一方的に関連商品を販売する連携編成は問題だが、放送局とテレビショッピング間の事前の話し合いで放送を商売の手段として利用しているのはもっと大きな問題」と指摘した。

直近3年間で実施した連携編成調査によると、KBS1、KBS2、EBSでこうした編成は皆無だった半面、MBCは地上波5社全体の摘発件数433件中298件と約70%を占めた。

実際MBCは2023年5月1日、番組中でグルタチオンに関する内容を放映したが、同日のテレビショッピングでも「ザ・ホワイト・グルタチオン40」「ザ・ホワイト・グルタチオン・マックス」を販売していた。

チョ議員は「テレビ局とテレビショッピング会社間の癒着関係を調査することが必要」と指摘し、放送を利益獲得の手段として乱用しないよう徹底的な対処が必要と主張した。


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