警察庁は高齢運転手による運転免許返納活性化に向けた事業の一環として、需要に応えて運用するバスの配車サービスを導入した地方自治体に対し、予算拡大を進める。また現代自動車は、バス配車サービス「シャクル(Shucle)」プラットフォームを拡大し、過疎地など交通が不便な地域で免許を返納した高齢運転手に移動手段を提供。安全な移動を保障し、運転免許の返納規制に対する対策を提供する。地方自治体によるシャクル導入に向けたコンサルティングや試験運用車提供など、人的・物的支援も行う。
シャクルは乗客の需要に合わせ、AIアルゴリズムを使って最適の移動経路を生成するのが特徴だ。経路をリアルタイムで柔軟に変更できるため、交通の便が悪い過疎地でも便利に移動できる。2020年2月から開始し、現在はセジョン(世宗)市を含む全国45地域で運用中だ。
チョ・ジホ警察庁長官は「高齢運転手政策が、規制で統制することが中心になっていたが、今後は需要中心のバス運用へとパラダイム転換を図るきっかけになる」と述べた。
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