昌原地裁刑事1部は15日、侮辱容疑で起訴されたキム議員に対する控訴審で、検察の控訴を棄却し、1審と同じ懲役3か月の判決猶予を言い渡した。
判決猶予は軽い犯罪について一定期間刑の宣告を先送りし、猶予日から2年が過ぎれば事実上、なかったことにする判決である。
キム議員は2022年12月、自身のSNSに梨泰院惨事の犠牲者について「国を救って死んだのか」、「死体の肩を持つ一味たち」と記し、同じ時期に貨物連帯に関しては「恐れもせず国に反旗を翻すとんでもない変人たち」などの文章を載せた容疑で起訴された。
検察は8月に開かれた控訴審結審公判でキム議員に罰金300万ウォン(約32万8800円)を求刑した。
控訴審で裁判所は「検事が主張する部分は既に1審で反映されており、控訴審で量刑に反映するほどの特別な事情は見られない。1審判決である懲役3か月の判決猶予が検事の主張する罰金刑より刑が軽いと見ることもできない」と控訴の棄却理由を明らかにした。
一方、キム議員は控訴審の宣告後「被害者たちには心より申し訳ない」と述べた。
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