人気ユーチューブクリエイターの一人であるミスタービースト(MrBeast)が暗号資産(仮想通貨)の広報及びダンピング計画に参加し、1000万ドル(約15億円)以上の利益を得たという主張が出た。

ソーシャルメディアプラットフォームX(旧Twitter)でソマXBT(SomaXBT)という名前で活動するブロックチェーン調査官は11日、「MrBeastが低価格のIDO暗号通貨トークンを支持し、1000万ドル以上の利益を得た」と述べた。

SomaXBTの調査によると、ミスタービーストはスーパーファームDAO(SuperFarmDAO)というプロジェクトに10万ドル(約1500万円)を投資した。その後、彼はインフルエンサーとしての地位を利用し、そのプロジェクトのSUPERトークンの価値を膨らませ、その後、自分の株式を売却したとSomaXBTは主張している。

また、調査官は、ミスタービーストがポリチェーンモンスターズ(Polychain Monsters)、STAK、VPP、SHOPXプロジェクトに関連する資産も宣伝、ダンピングしたと思われる同様の活動について言及し、「これらのプロジェクトの多くは現在90%以上下落し、一部は大きな損失を見た後、リブランディングした」と述べた。

Mr.Beastの行為は、法律に違反したと判断することはできないが、暗号資産コミュニティ内で倫理的な批判を引き起こした。

ミスタービーストは数百万ドル相当のSUPERをイーサリアムに交換し、複数の財布に移動させて900万ドル(約13億円)以上の利益を残したと伝えられた。
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