イーロン・マスクが率いる電気自動車メーカーのテスラ(Tesla)が、ビットコイン(BTC)保有量の全てを未確認のウォレットに送金した。

暗号資産データ企業のアーカムインテリジェンス(Arkham Intelligence)によると、テスラ所有と表示された暗号資産ウォレットは、15日(現地時間)午後8時41分に行われたテスト送信を含む合計26件の送金を通じて、同社のビットコイン1万1500BTCの大部分を未確認のウォレットに移動させた。

移動された1万1500BTCは7億6500万ドル(約1141億円)に達する規模であり、現在、テスラのウォレットには6.68ドルのビットコインしか残っていない。今回の大量送金の前、テスラのビットコインウォレットは2022年6月以降、休眠状態であった。

報道によると、ビットコインが暗号資産取引所に移動した形跡はなく、テスラは暗号資産を処分する計画について公に発表したことはない。

テスラがまだ1万1500BTCを管理しているかどうかは不明である。テスラは、MicroStrategy、Marathon Digital、Riot Platformsに次いで、公開上場企業の中で4番目に多くのビットコインを保有していた。
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