「あさってから来なくてもいい」カカオトークで解雇…アナウンサー出身ユーチューバーの告白=韓国
「あさってから来なくてもいい」カカオトークで解雇…アナウンサー出身ユーチューバーの告白=韓国
過去にアナウンサーとして活動していたユーチューバー兼スピーチ講師が会社から突然、メッセージで解雇通知を受けた経験を明かし注目を集めている。

約2万5600人の登録者を保有するユーチューブチャンネル「ジユン日記」は今月12日に公開した動画を通じ、「カカオトークの1行で解雇通知を受けてから、私の人生は完全に変わった」と切り出した。

ジユンさんは2019年からアナウンサーの準備を始め、約3年後の2021年にあるスポーツチャンネルの試験に合格した。ジユンさんは、「放送デビューをするため一生懸命教育を聞き、1人で本当にたくさん勉強した」とし、「私は何でも一生懸命することが習慣になっていた人だから。そうして得た放送のチャンス、それほど望んでいた自分の姿なので、すらすら覚えたせりふ1文字1文字を口に出すたび幸せだった」と回想した。

しかしジユンさんは出勤準備をしている最中に「あさってから来なくてもいい」という内容のカカオトークメッセージを確認したという。会社の解雇通知をカカオトークで送ったものだった。

ジユンさんは、「アナウンサーを準備し、そして働きながら最もつらかったことは長い準備期間でも度重なる不合格でもなかった」とし、「まさに選ばれなければ働くことができない人生というものだった、選ばれなければ私が費やした時間と努力はその価値を失った」と話した。

ジユンさんは解雇通知をきっかけに人生の目標を変えたという。それはどんな結果があったとしても自分が選び、自分が責任を持つ主体的な人生だった。

ジユンさんは現在、ソウル・カンブク(江北)区庁所属のアナウンサーとして生活を続けている。また、昨年からオンラインのスピーチスタディーコンテンツを扱う企業でも活動している。

ジユンさんは、「崩れた夢はむしろ新たな夢を見させてくれた」とし、「(仕事をしたかった本質的な理由を)別の方法でも続けられるならば、そのような人生で自分が選択権を持てるならば、夢はかなったといえる」と付け加えた。
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