会談前、握手を交わす韓国外交部の金烘均第1次官(右)と日本の岡野正敬外務事務次官=17日、ソウル(聯合ニュース)
会談前、握手を交わす韓国外交部の金烘均第1次官(右)と日本の岡野正敬外務事務次官=17日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の金烘均(キム・ホンギュン)第1次官は17日午前、ソウルの同部庁舎で日本の岡野正敬外務事務次官と会談した。両氏は来年の国交正常化60年記念事業の推進状況を確認し、北朝鮮問題への対応について意見交換した。

 また、石破新内閣が発足したことを受け、両国の高官交流や国際舞台での協力についても議論した。

 両氏は朝鮮半島出身者が強制労働させられた新潟県の「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録を巡り、日本が開催を表明した労働者らの追悼式や両国の共同開発区域を設定した大陸棚協定などについても協議したとみられる。両国は先月、大陸棚協定を巡る共同委員会の会合を39年ぶりに開いた。

 両氏とキャンベル米国務副長官は16日、ソウルで3カ国外務次官協議を行い、北朝鮮が意図的に緊張を高めていると強く非難した。


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