保釈申請するも…「飲酒ひき逃げ」キム・ホジュン、拘束期間また延長=韓国
保釈申請するも…「飲酒ひき逃げ」キム・ホジュン、拘束期間また延長=韓国
ひき逃げなどの容疑で拘束起訴されたトロット歌手キム・ホジュン(32)の拘束期間が2か月延長された。

17日韓国法曹界によると、ソウル中央地方裁判所は今月11日、特定犯罪加重処罰などに関する法律違反(危険運転致傷・逃走致傷)、道路交通法上の事故後未措置、犯人逃避教唆などの容疑を持たれているキム・ホジュンに対する拘束期間を2か月延長した。

これに先立ち、裁判所はことし6月18日にキム・ホジュンが拘束起訴された後、8月12日に1度拘束期間を延長し、今月14日に満了する予定だった。

刑事訴訟法によると、被告人の最初の拘束期間は2か月で、2か月単位で2回、最長6か月まで拘束期間を延長することができる。

キム・ホジュンはことし5月9日午後11時40分ごろ、ソウル・カンナム(江南)区アックジョン(狎鴎亭)で飲酒運転をし、対向車線のタクシーに衝突した後、何の措置も足らずに逃走した容疑(事故後未措置)を持たれている。翌日未明、自身の身代わりとしてマネージャーのチャン某氏に自首させた容疑(犯人逃避教唆)もある。

事件発生から17時間後に警察に出頭したキム・ホジュンは飲酒運転の処罰を避けるため、わざとさらに飲酒をする手法で飲酒運転の容疑を避けた。検察はキム・ホジュンが酒に酔って正常な運転が困難な状態だったとしながらも、事故時点の血中アルコール濃度を明確に特定できないという理由から飲酒運転の容疑では起訴できなかった。

検察は先月30日に開かれた結審公判で、「過失が重く組織的に司法妨害行為をし国民的な怒りを買った」としてキム・ホジュンに懲役3年6か月の刑を求刑した。

キム・ホジュンは一度拘束期間が延長されると、8月21日に保釈を請求した。これについて検察は、「特別な事情変更がなく処罰を避けるため本件の犯罪を行っただけに、逃走の懸念が高く棄却を求める」と述べた。

一方、キム・ホジュン側の弁護人はキム・ホジュンが先天的に患っている足首の痛みが収監中に悪化し治療が必要だとして保釈の許可を要請した。

この日、キム・ホジュンは松葉づえをついて片方の足を引きずって法廷に入り、あらかじめ準備した最終陳述書を読んだ。「被害者に本当に申し訳なく反省している」と切り出したキム・ホジュンは、「あの日の選択を後悔し反省している。10回良いことをする人生より、同じ失敗を繰り返さない人生を生きるため努力していく。気を引き締めて正しく生きていく」と述べた。

裁判部はキム・ホジュンの宣告期日を11月13日に指定した。保釈許可の可否や決定時点については明らかにしていない。

キム・ホジュンは12月中旬まで拘束期間が延びたことで宣告期日まで収監される可能性が高まった。

もし裁判部が懲役刑を宣告すれば拘束状態が維持され、執行猶予や罰金刑と判断されればキム・ホジュンは釈放される。
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