「n.SSign」
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“LOVE KMF!”というスローガンのもと、K-POP黎明期初頭から毎年日本のK-POPファンに新人アーティストたちのスターメイキングの役割を果たしてきたK-POP合同フェスを牽引する最強の新人登竜門コンサート「KMF」。そのファイナルとなる「〜GFSC Charity Campaign〜NPO法人日韓文化交流会創立20th Anniversary 16th KMF 2024」が、10月6日横浜アリーナにて開催された。
今回は、「NiziU」、「NCT WISH」、「n.SSign」、「xikers」、「KISS OF LIFE」、「ALL(H)OURS」といった日韓で活躍するアーティストに加え、「KMF」史上初のK-POPと縁を持つ日本のボーイズグループ「ONE N’ ONLY」と「ICEx」、スペシャルMCとして「超特急」のカイが出演した。
本記事では1部をレポートする。

n.SSign の最新ニュースまとめ

オープニングは「日韓Dance de Smile」東京教室の生徒が登場し、この日に出演するアーティストの曲のダンスを楽しく披露。ステージいっぱいに広がった多くのダンサーたちのエネルギッシュなパフォーマンスに会場も大いに盛り上げる。会場の雰囲気があたたまると、1部のスペシャルMCのカイ(超特急)、RIKU & RYO(NCT WISH)、NATTY & HANEUL(KISS OF LIFE)が登場し、会場は黄色い声援に包まれた。そして、「KMF」のスローガンである「LOVE KMF!」の掛け声で本格的にスタート。

まず初めに客席から登場したのは、2024年1月10日にEDENエンターテインメントからデビューした7人組多国籍ボーイズグループ「ALL(H)OURS(オールアワーズ)」。
ファンの歓声に包まれながらメンバーがメインステージに到着すると、「あいさつします! せーの、こんにちは!『ALL(H)OURS』でーす!」と日本語で元気よくあいさつ。「みなさん、準備はできましたか! KMF盛り上がっていきましょう!」と叫ぶと、轟くベースサウンドが印象的な「GOTCHA」、テンポの良いクラップサウンドが耳にのこる「`Bount That Issue」を続けて披露し、エネルギッシュなパフォーマンスで会場を熱くする。
「僕たちのステージどうでしたか? 僕たちをまだ知らない方々も今日覚えて帰ってください!」と伝えると、デスヴォイスとダークな雰囲気の「PSYCHO MANTRA」を披露し、独自の世界観で観客を引き込んでいく。最後は攻撃的なビートが鳴り響くと、「SHOCK」のステージへ。メンバーのほとばしるエネルギーが交差するなか、ダイナミックなダンスを繰り広げ、会場の空気をいっそう熱くした。

2組目は2024年2月21日にSMエンタテインメントからグローバルデビューした6人組多国籍ボーイズグループ「NCT WISH」。会場に悲鳴のような歓声が聞こえると、NCT WISHが客席から登場し、ゆっくりと歩いてファンに手を振りながらメインステージへ。
メンバーの「レッツゴー!」という声で1曲目に披露したのは「Dunk Shot」。跳ねるスネアと爽やかなシンセサウンドに乗せて、バスケットボールのドリブルをするような振り付けで軽やかにパフォーマンス。そして「Steady」のステージが続くと、ハウスとUKガレージ、ジャジークラブがミックスされたテンション上がるビートに合わせて、ファンが持つネオングリーンの応援棒も激しく揺れる。
「今年でKMFが最後ということで、少し寂しいですが後悔しないように精一杯頑張ります」と伝え、「Songbird(Japanese Ver.)」のステージへ。ファンキーなギターリフと清涼感あふれる歌声、スピーディでエネルギーが弾けるようなダンスを披露すると、会場のボルテージが一気に高まっていく。最後はデビュー曲「WISH(Japanese Ver.)」。願いを込めて前に進むという「NCT WISH」の抱負を歌に込めて、軽快なステップで踊りながら爽やかな笑顔を見せ、ファンの心をとろけさせた。

スペシャルMCは客席の中から進行することもあり、ここではカイ、ナッティ&ハヌル(KISS OF LIFE)の3人が登場。「KISS OF LIFE」の「Sticky」を3人でダンスチャレンジして、会場を盛り上げた。続いてカイの呼びかけで登場したのは、彼の後輩である日本人6人組ボーイズグループ「ONE N’ ONLY(ワンエンオンリー)」。メインステージに6人が登場すると、メンバーの名前を呼ぶファンの声が次々と飛び交う。そして、ラテンのビートが会場に響くと「DOMINO」を1曲目に披露。ワイルドかつコミカルな振り付けで見るものを魅了すると、「横アリいくぞ!」と叫んで「Fiesta」のステージへ。サンバやカーニバルのリズムでテンションもアゲアゲ。イントロ部分では、メンバーがステージ前方で1列に広がり、歌に合わせて手を左右に振ると、ファンもペンライトを頭上にあげて一緒に踊って楽しんでいた。

自己紹介を終えると、「KMF、めちゃくちゃぶち上げにきました。よろしくお願いします。もしよかったらスタンダップして一緒に楽しんでいただければと思います! 初めて見たよって人とも一つになりにきました」と意気込み、「横アリいけますか!」と叫ぶと、その熱意に応えて観客も大きな声で「Yeah!」と盛り上がる。会場の雰囲気を熱くすると、「皆さんの笑顔が見たいです!」と言って「MY LOVE」を披露。爽やかであたたかいメロディーに乗せて優しい歌声を響かせると、曲の最後にはメンバー全員で大きなハートを作り、ファンに大きな愛を届けた。
「この曲でみんなを幸せにしまーす!」と叫んで始まったのは「Freaking Happy」。疾走感あふれるメロディに乗せて、未来に向かうポジティブな思いを込めて、明るく元気に披露した。最後はレゲトン調のアッパーな「EVOL」。メンバーがステージに広がって、ジャンプをしながら会場を情熱的なステージで盛り上げた。

歌い終わると、「皆さん、最高です。ここからは、コラボパフォーマンスに行きたいと思います! 皆さん、準備できてますか!」と叫ぶと、9人組ボーイズグループ「xikers(サイカース)」を呼び込んでこの日だけのスペシャルステージへ。ATEEZの「BOUNCY」をONE N’ ONLYとxikersの2組で、アグレッシブなパフォーマンスを見せてファンを魅了した。

「まだまだ僕たちのステージは続きます。皆さん、準備できましたか?」と叫ぶと、「xikers」の単独ステージがスタート。止まらずに前進するxikersのエネルギーを表現した「We don’t stop」を披露し、続く「Bittersweet」では、力強いドラムとノイジーなギターサウンドに乗せて激しいダンスパフォーマンスを見せて会場中の目をくぎ付けにした。
2曲歌い終わり、「皆さんのエネルギーがすごいですね。皆さん、楽しんでますか?」と問いかけると、会場からは大きな歓声が返ってきた。3曲目はJAPAN 1ST SINGLE「Tsuki(Lunatic)」。ヒップホップをベースに、「xikers」らしいエネルギッシュな魅力で会場を盛り上げると、最後は最新曲の「WITCH」のステージ。ミステリアスな雰囲気のなか、パワフルでダイナミックなダンスを披露した。

5組目のアーティストは、2年ぶりに「KMF」のステージに帰ってきた「n.SSign」。ステージにメンバーが登場すると、熱い声援が会場に響き渡った。ドラムとディストーションベースの力強くて華やかなサウンドが広がると、「Tiger(New Flavour)」を披露。パワフルな歌声、スピーディな展開とタフなパフォーマンスを見せつけ、「盛り上がっていきましょう!」と叫んで、続けて「Happy &」を披露。雄大なブラスサウンドが響く中、明るく伸びやかな歌声で歌うメンバーの楽しそうな表情にファンも笑顔が止まらない。
2曲歌い終えると、2年ぶりに「KMF」に戻ったこともあり「実家に帰ってきたような感じ」と話す彼ら。久しぶりに帰ってきたということで「ただいま!」と叫ぶと、ファンも「おかえり!」と大きな声で応え、メンバーを喜ばせた。

続いて、日本デビュー曲「NEW STAR」のステージへ。爽やかなギターサウンドに乗せて、夢と希望を届け、青春を連想させる10月9日リリースの2ndシングル「EVERBLUE」を初披露。初披露のステージを心が晴れるような爽やかな楽曲でファンの心を幸せにした。最後は、THE BOYZの「Nectar」、SEVENTEENの「Maesro」をカバーし、n.SSignの魅力が詰まった情熱的なダンスパフォーマンスで観客を熱狂させた。

残り2組のアーティストのステージを前に、カイ、リク&リョウ(NCT WISH)のスペシャルMCが登場し、カイのハートチャレンジをリクとリョウが挑戦してみたいと、顎ハートをレクチャーすることに。両手の人差し指をアーチ上にして、顎の下に持っていき、顎と手で作る顎ハートの完成。3人で顎ハートを作ると、ファンを大興奮させていた。ハートチャレンジを終えると、「僕たちのハート、届きましたか?」と言うと、さらに黄色い歓声が響き渡った。

「KISS OF LIFE」のステージでは、最新曲の「Sticky」からスタート。アフロビートのリズムと清涼感あふれる歌声で会場を心地良い雰囲気に包み込む。続く「Midas Touch」では、魅惑的でダイナミックなダンスとベルのパワフルな歌唱力で会場を魅了した。

「みなさん、楽しんでますか?」と問いかけると、大歓声で応えるファンたち。メンバーの名前が飛び交う中、「Nobody Knows」のステージへ。大人のムードあるR&Bナンバーで、4人のセクシーでクールな魅力を披露してからは、デビュー曲「Shhh」を続けて披露し会場を盛り上げた。最後の曲にいく前に、かわいい姿を見せてくれると言って4人がキュートな表情を見せると、ファンを興奮させていた。
最後は、ロックサウンドとヒップホップのリズムが調和された「Bad News」。ザラザラとした乾いたギターリフに、メンバーの独特のグルーヴ感のあるヴォーカルで開場を虜にした。

ビジョンに「NiziU」の映像が流れると、会場は大きな歓声に包み込まれる。ステージにメンバーが登場すると、「RISE UP(JP・KR MIX Ver.)」を1曲目に披露。上を目指していこうというメッセージを込めて、クールなパフォーマンスで魅了し、続く「BELIEVE(JP・KR Ver.)」では、しなやかでいて躍動感のある振付と深みのある歌声を通して、「自らの可能性を信じて先へ進んでいこう」という力強いメッセージを届けた。
「KMFに出演することができて本当に光栄です。このあと、コラボステージなどありますので、最後まで楽しんで帰ってください」とファンの期待を高めると、テトリスダンスが魅力の「HEARTRIS(KO Ver.)」、「NiziU」の元気で明るいエネルギーあふれる「Take a picture(JP Ver.)」を披露し、メンバーの弾ける笑顔とかわいいダンスで会場を大いに盛り上げた。

この日は、「NiziU」と「KISS OF LIFE」のコラボステージも準備され、「ZARD」の「負けないで」を披露。国境を超えた夢のコラボレーションで、音楽を通して勇気と希望を与えるメッセージを届けた。
最後は出演者全員がステージに登場。出演者たちが「LOVE」と叫んでから、ファンが「KMF!」と叫ぶと、約2時間半に渡って行われた「KMF」は大きな拍手と歓声のなか幕を降ろした。
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