15日、ハンブルが「ブロックチェーンを使用した通貨転送システムおよび方法(System and Method for Transferring Currency Using Blockchain)」というタイトルで米国特許庁から特許を発行されたと報じられた。
今回の特許は、ブロックチェーン関連技術で米国で取得した最初の事例ではないが、特許承認及び発行までの時間は、ブロックチェーン及び暗号通貨産業に従事する小規模企業が経験する規制上の困難をよく示している。
ハンブルが新たに特許を取得した技術は、ブロックチェーンベースの通貨取引システムであるようだ。提供された情報によると、このシステムは、ブロックチェーン技術を活用し、デジタル通貨と法定通貨間の交換を可能にするデジタル-法定通貨間の架け橋の役割を果たすと推定される。
説明によると、決済システムは、地球上のほぼすべての2つのウォレット間の仲介者なしで、デジタル元帳だけで取引を可能にすることができるという。
今回の特許承認には4年以上かかったという。コインテレグラフは、提出された書類を大まかに見た結果、このような長い時間がかかるほど技術が特別な点はないように見えると伝えた。
米国特許庁のウェブサイトによると、特許を申請した後、最終的な発行または拒否までかかる平均待機期間は26.2ヶ月である。待機期間中、ハンブルは2023年にカリフォルニア州サンタクルス市の公式デジタル資産サービスプロバイダーとなり、政府との関係を強化したという。
ハンブルのCEOであるブライアン・フート(Brian Foote)はプレスリリースで、「この特許が発行されるまでに長い時間がかかった。初期段階の企業は、(プロセスが長くなると)数年間耐えることが難しくなり、法的費用と時間消費が大幅に増加する」と言及した。それと共に「この過程が小規模企業には非常に難しいかもしれない」と付け加えた。
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