東国製薬が化粧品ODM企業を買収、事業多角化へ=韓国
東国製薬が化粧品ODM企業を買収、事業多角化へ=韓国
医薬品大手の東国製薬が、化粧品メーカー、リボム化粧品と株式買収契約を締結したと発表した。

これにより東国製薬は、リボム化粧品の株式9万6600万株を307億ウォン(約33億5428万円)で買収し、持ち分55.66%を取得する。今回の持ち分取得は事業多角化を目的に推進するもので、株式の取得予定日は10月22日となる。

2010年設立のリボム化粧品は、顧客企業が約150社に上る。化粧品の研究開発、輸出を専門とし、26か国の34社と取引を行う。2016年に米食品医薬品局(FDA)の医薬品適正製造基準(cGMP)、2017年に化粧品業界向けの優良製造規範(GMP)の指針ISO22716、2020年にFDAによる一般用医薬品(OTC)認証などを取得している、化粧品ODM(相手先ブランドによる設計・生産)事業者だ。

東国製薬のソン・ジュンホ代表は「当社が保有する天然抽出物に関する技術力、生薬製剤の開発力と、リボム化粧品の研究開発、製造ノウハウが合わさり、相乗効果を発揮できるだろう」と述べている。

東国製薬は1968年に設立。2015年にダーマ化粧品ブランド「センテリアン24」を発売し、化粧品事業に進出した。「センテリアン24」の主成分でもある、センテラアシアシカ定量抽出物(TECA)を化粧品に適用しているのが特徴となる。


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