ダヘ氏は報道陣から心境を尋ねられると「申し訳ない。誠実に取り調べを受ける」と述べた。
また、出頭後に発表した謝罪文で「全ての方々に深く謝罪する。してはならない大きな過ちを犯した。恥ずかしく、申し訳ない。二度とこのようなことがないよう反省しながら生きていく」と誓った。飲酒運転で事故を起こしたことについて「深く反省している」とし、「多くの方から心配の声やお叱りを受けた。二度と心配をかけないよう自分自身を省みながら生きていく」とつづった。
警察によると、ダヘ氏は5日午前2時50分ごろ、ソウル・梨泰院の道路で車線変更中に後ろを走っていたタクシーと接触した。アルコール検査の結果、ダヘ氏の当時の血中アルコール濃度は免許取り消し基準(0.08以上)を超える0.14だった。防犯カメラがとらえた当時の映像には、ダヘ氏がウインカーを出さずに車線変更を試みたり、ダヘ氏の服の袖をつかんでいた警察官の手を振り払うような動作をしたりする姿が映っていた。
タクシーの運転手は軽傷を負ったが、示談が成立したため、ダヘ氏は交通事故処理特例法違反ではなく道路交通法上の飲酒運転で処罰を受ける可能性が高い。
警察は、ダヘ氏が飲酒運転をした経緯や信号無視など交通違反があったかどうかについて調査する予定だ。
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