持続する製造業の好況、韓国産業研究院が11月の景気指数を発表
持続する製造業の好況、韓国産業研究院が11月の景気指数を発表
韓国産業研究院がこの度、製造業の景気が11月も引き続き改善しているとの見解を示した。同研究院は、4日から11日にかけて132名の専門家によるサーベイ指数(PSI)を調査した。その結果、11月の製造業景気見通しPSIは102を記録し、昨年11月以来12か月連続で基準値100を上回る結果となった。PSIは、100を変化なしの基準とし、200に近づくほど景気の改善を、0に近づくほど悪化を示す。

 輸出は108を記録し、19か月連続で基準値を超える好調を維持。内需も102を記録して、2か月連続で基準値を上回った。生産は106を記録し、11か月連続で好調を示している。

 業種別では、半導体が124を記録し、バイオ・ヘルス117、鉄鋼111、化学111、自動車107、造船106と、主要な業種が軒並み基準値を上回る結果となった。

 半導体は11月の景気が良いと予測されたが、前月156と比較して指数が32ポイント下がった。自動車と鉄鋼は前月比で指数がそれぞれ26ポイント、22ポイント上がり、景気改善への期待が高まった。家電67、繊維80、機械94、ディスプレイ93などは基準線の100に達しなかった。

 一方で、10月の製造業景気状況指数は105を記録し、15か月連続で基準値以上を上回り、前月100と比較しても上昇を見せた。
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