「一日1200人が死傷」…ロシア、戦争を続けるため「海外兵力」の支援に依存
「一日1200人が死傷」…ロシア、戦争を続けるため「海外兵力」の支援に依存
“北朝鮮軍のロシア派兵”の知らせが伝えられる中、「ロシアがウクライナ戦争を続けるためには、海外からの軍人と労働力に依存するしかない」という見方で出ている。

英国の日刊紙“ガーディアン”は20日(現地時間)「ロシアは武器・装備およびその他の支援だけでなく、戦争を支援する軍人や労働者を集めるため、だんだんと海外に目を向けている」と伝えた。

北朝鮮は最近ロシアを支援するためウクライナ戦争に大規模な特集部隊の派兵を決定し、一部はすでにロシアへと移動していることが確認されている。

韓国の国家情報院は今月18日「北朝鮮が去る8日から13日まで、ロシア海軍の輸送艦を通じて北朝鮮の特殊部隊をロシア地域に輸送する様子が捉えられた」とし「北朝鮮軍の参戦開始を確認した」と明らかにした。

また「すでに1500人がロシアのウラジオストクに第1陣として移動し、近いうちに第2陣の輸送作戦も行なわれるだろう」と推測した。

一部では「意思疎通などが難しいことから、北朝鮮軍は戦闘よりもロシア軍隊を支援したりドローン戦争を学ぶだろう」と推測している。

ガーディアンは「北朝鮮が最精鋭の特殊部隊を送ったのは、彼らが利用されるよりも政治的信頼性の証(あかし)である可能性が高い」と説明した。

ロシアが海外兵力に依存するのは「戦争と人口減少により、自国の兵力が足りないためだ」と分析されている。ガーディアンによると、ウクライナ戦争により約100万人の軍人が死傷しているものと推定され、先月におけるロシア軍人の死傷者は「一日平均1200人以上」に増加しているという。

ロシアの兵力はウクライナの4倍だと言われているが、ロシアの軍人たちは「肉粉砕機」と呼ばれる戦争により急激に減少していて、徴兵をするのには政治的費用がかかる。

一部の推定によると、ロシアによるウクライナ侵攻以降、アフガニスタンで10年間死亡したソ連軍の数より7倍も多いロシア人が死亡したという。

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