両外相は、北朝鮮の違法な武器移転とウクライナ侵攻を続けるロシアへの派兵を「最も強い言葉で糾弾する」と表明した。ロ朝間の協力が多数の国連安全保障理事会決議に違反しているだけでなく、ウクライナ国民の苦痛を長引かせ、世界の安保を脅かしているとし、ロ朝が追い詰められていることを示していると指摘した。
その上で、ロシアが武器と兵力提供の見返りとして北朝鮮に何を提供するのかを綿密にモニタリングしているとし、これには北朝鮮の軍事的目標達成を支援するためにロシアが北朝鮮に物資や技術を支援する可能性が含まれるとした。
核または弾道ミサイルの関連技術が北朝鮮側に移転される可能性についても深い懸念を示し、「これは国際的な核不拡散への取り組みを危うくし、朝鮮半島と世界の平和・安定を脅かす恐れがある」と憂慮した。
インド太平洋と欧州・大西洋の安保はいつになく緊密に結びついていることに注目し、状況を綿密にモニタリングしながら不法かつ無謀で不安定な行動を阻止するために国際社会とともに必要な措置を積極的に進めることを申し合わせた。
両外相は、来年上半期に初の外交・国防閣僚協議(2プラス2)を開催することも確認した。
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