自動車関連企業が「脱中国」を進めるなか、現代もインドを生産や輸出の拠点にするのかと問われ、張氏は「インド(自動車)市場は約5%成長するなど重要だ」とし「(インドで)研究および開発能力も育て、中東などに輸出する新たな役割を担わせる」と述べた。
インド法人の上場を進めた背景については、「海外子会社の現地での上場は初めて」とし「インド市場状況に対する投資家の意見などを聞いた結果、肯定的であることが分かった」と説明した。そのうえで「今回の上場を機に成長のモメンタム(勢い)を維持する」と語った。
インド法人の金彦洙(キム・オンス)法人長は、「若年層の人口が世界1位のインド市場を肯定的にとらえている」とし「外国人投資家も(インドを)良い投資先と見ている。現時点が企業公開(IPO)の適期と判断した」と説明した。
同法人の関係者は「2028年までに年間110万台の生産能力を備え、国内だけでなく輸出も増やす」と述べた。
金氏は、「現在インドでは政府が電気自動車(EV)の生産を後押ししていて肯定的な状況」とし、「インド法人はEVとEV用バッテリーに関する卓越した技術を使って、早期にインド市場でEVの3モデルを発売する計画だ」と明らかにした。
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