同社が韓国で電子たばこを販売するのは、2021年以降3年ぶり。これに先立ち同社は2019年、電子たばこ「プルームテック」を発売したが、2021年に販売を中止した。リキッドを使うハイブリッド型の加熱式たばこという点を掲げマーケティングを展開したが、苦戦を強いられていた。
JTIコリアが加熱式たばこで韓国市場に再挑戦した背景には、市場が急成長していることがある。韓国では健康や臭いなどの理由で、紙巻たばこから加熱式たばこに変える人が増えているという。
現在、韓国の電子たばこ市場を二分しているのがKT&Gと韓国フィリップモリスだ。KT&Gおよび韓国フィリップモリスのシェアは、それぞれ46%、20%になる。
業界の関係者は「JTIコリアによる市場拡大は簡単ではないが、再挑戦するだけに徹底した戦略を立てていることだろう。すでに加熱式たばこはブーム第4波がきており、業界における新製品やマーケティング競争が激しくなると予測される」と述べた。
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