23日SBSの報道によると、今月16日に釜山市のある小学校のグラウンドで児童のスマートフォンがなくなった。
在学生A君のスマートフォンはこの日、グラウンドで行われた授業で教具として使用されたが、A君は下校後にスマートフォンがなくなっていることに気付いた。
A君の保護者は学校側にグラウンドを映すCCTVの閲覧を要請し、映像は授業時間直後から3~4時間程度と伝えた。
しかし学校側は個人情報保護のための非識別化作業が必要だとし、民間業者にモザイク処理を依頼すると1分当たり1万ウォン程度の費用を支払わなければならないと案内した。4時間の映像を確認するには240万ウォン(約26万円)の費用がかかることになる。
個人情報保護委員会の公共機関での固定型映像情報処理機器設置・運営指針によると、CCTVの閲覧時には情報主体以外の者の個人映像情報を識別できないようにモザイク処理などの保護措置を取らなければならない。この際に発生する費用は閲覧要求者に請求することができる。ただ、映像の中に登場する全ての人に同意を得たり、犯罪の捜査や公訴の提起および維持のために必要な場合などは除かれる。
学校側は、CCTVの管理責任者が一部の映像を確認したものの、なくなったスマートフォンは見つからなかったと明らかにした。
A君の保護者は結局、携帯電話の紛失事件を警察に通報した。
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