尹大統領は、青瓦台の迎賓館でポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領とアガタ・コーンハウザー・ドゥダ夫人のための国賓晩餐会の席で、「韓国とポーランドは国家安全保障の重要性をよく理解している」との認識を示した。
尹大統領は、晩餐の席で、韓国とポーランドは歴史的な傷を克服し、短期間で経済成長と民主化を成し遂げた共通点を基に、相互利益の協力を発展させてきたと評価した。
尹大統領は、「(韓国では)ポーランドの偉大な音楽家ショパンの音楽が、ピアニストのチョ・ソンジン(趙成珍)氏を通じて新たな息吹が与えられ、ポーランドでは多くのKポップファンが韓国の音楽を楽しんでいる」と述べた。
尹大統領はさらに、ドゥダ大統領の外祖父も含む愛国者たちによって守られたポーランドは、今や世界20位圏内の国力を誇り、ウクライナ戦争のようなグローバルな危機に対処する上で主導的な役割を果たしていると言及した。
また、「大韓民国は自由、人権、法治の価値を共有するポーランドと今後戦略的な協力をさらに強化し、ドゥダ大統領の訪韓がこれからの希望に満ちた、成熟した35年のための第一歩となるだろう」と強調した。
ドゥダ大統領は、答辞の中で、「ポーランド人にとって韓国は発展の象徴であり、東洋の虎として知られていた」とし、「今や韓国製の武器が輸入されることで、安全保障の象徴となった」と伝えた。さらにドゥダ大統領は、「韓国はポーランドの模範であり、韓国との協力はポーランドにとって良いことだと確信している」とも述べた。
最後に、ドゥダ大統領は、今から1週間後に迎える両国の国交35周年に際し、今後、韓国人とポーランド人がより密接な関係に発展することを強く希望すると述べた。
一方、両国のファーストレディは、一緒に景福宮を訪れ、韓国の文化遺産を見学する親交の時間を持った。
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