国家統計局によると、1‐9月の国内総生産(GDP)は94兆9746億元(約2027兆円)となり、不変価格で計算すると前年同期比で4.8%の増加だった。全国の住民1人あたり可処分所得は3万941元(約66万円)で、前年同期の名目と比べると5.2%増、物価変動の影響を除いた実質値で4.9%増となった。
省(区・市)別に見ると、上海市の住民1人あたり可処分所得が6万6341元(約141万6000円)で1位、続いて北京市が6万4314元(約 137万3000円)で2位、浙江省が5万2206元(約111万4000円)で3位だった。天津市、江蘇(こうそ)省、広東省が4万元を超えており、中でも広東省は4万1037元(約87万6000円)で、4万元を突破したのは初めて。
また、福建省、山東省、重慶市が3万元を超えた。うち重慶市は3万792元(約65万7000円)で、初めて3万元を突破した。その他、貴州(きしゅう)省が初めて2万元を超え、2万866元(約44万5000円)となっている。
全国平均(3万941元)を上回ったのは、上海市、北京市、浙江省、天津市、江蘇省、広東省、福建省、山東省の8省(市)だった。
1‐9月、全国の住民1人あたり消費支出は同5.6%増の2万631元(約44万円)。物価変動の影響を除いた実質値では5.3%の増加となった。同期間の住民1人あたり可処分所得の増加率を上回った。
省(区・市)別では、上海市の住民1人あたり消費支出が3万9626元(約84万6000円)で1位を占めた。続いて北京市が3万6581元(約78万円)で2位、浙江省が3万3547元(約71万6000円)で3位だった。
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