フランスAFP通信の報道によると、グテーレス事務総長はこの日、ロシア連邦・タタールスタン共和国のカザンで開かれたBRICS首脳会議で「ウクライナに国連憲章・国際法・国連総会決議に沿った正義の平和が必要だ」と力説した。
この発言にプーチン大統領は笑みを浮かべ「事務総長は『われわれ皆が、一つの大きな家族のように暮らすべきだ』とお話しされたが、不幸にも家族であっても様々なけんか・騒動・財産分与や、ときどき衝突も起きる」と語った。
このようなプーチン大統領の発言は「ウクライナ紛争は避けられない」という主旨で語られたものだとみられる。
BRICS首脳会議の閉幕後、プーチン大統領とグテーレス事務総長は2者間による会談を行なった。
ただクレムリン(ロシア大統領府)は、両者が握手する場面は公開したが会談の冒頭発言は公開しなかった。
今回の会談は “北朝鮮のロシア派兵問題”が持ち上がっている中で開かれたが、国連事務局はこの日の会見でこのことについて「どちらの側に立つにせよ、ウクライナ紛争で軍事力が追加されることに反対する」という立場を明らかにしている。
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