「ウォーク・オン・スーツF1」は、KAISTが2015年から開発を続けてきたロボットで、今回は5回目の改良版となる。下半身まひの中でも完全まひの患者を対象とした。障がい者自らロボットを着用できるほか、利用者が誤って力を加えてもロボット自らが均衡を保つことができるのが特徴だ。
利用者が、ロボットから「右足」「左足」などの音声案内を受けることで、足に感覚がなくても実際に歩いているかのように感じられる。
コン教授は「ウォーク・オン・スーツF1」について「従来のモデルとは異なり、背面からではなく前面から着用できるため、車いすから降りたり他の人から助けてもらう必要なくロボットを着用できる」と述べた。
続けて「『ウォーク・オン・スーツF1』は障がい者用ウェアラブルロボット技術の粋を集めた製品。ここで使っている多くの部品や制御、モジュール技術で、ウェアラブルロボット産業全体の標準として提示している」と話した。
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