「自動車買うために」...亡くなった父親の印鑑証明書を偽造した息子に懲役6か月=韓国
「自動車買うために」...亡くなった父親の印鑑証明書を偽造した息子に懲役6か月=韓国
新車を購入するために死亡した父親の印鑑証明書の委任状を偽造した20代の男性が、第1審で実刑を言い渡された。

法曹界によれば26日、スウォン(水原)地裁は私文書偽造および偽造私文書行使の容疑で起訴されたA容疑者に懲役6か月を宣告した。

裁判所は「罪質が良くなく、被告人が過去に何回も他の犯罪で処罰を受けた点は不利な情状だ」としつつも「過ちを反省しており、同種の犯罪で処罰を受けた前歴がない点などを参酌した」と量刑理由について明らかにした。

検察によると、A容疑者は2022年2月、キョンギド(京畿道)水原市のある行政福祉センターで、印鑑証明書発給委任状の用紙に、1か月前に死亡した父親の印鑑を捺印した。A容疑者は委任状の用紙に父親の委任者として、本人を代理人として書いた。委任理由欄には「身体の不自由」と記載した。

このような手口で、A容疑者は権利義務に関する私文書である父親名義の印鑑証明書発給委任状1枚を偽造して、裁判にかけられた。
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