FTX破産財団が2023年に提起された訴訟で、バイビット(Bybit)取引所との訴訟で2億2800万ドル(約350億円)に合意した。

去る24日、法的書類によると今回の合意により、FTXはBybitに保有していた1億7500万ドル(約268億円)相当のデジタル資産を回収し、約5300万ドル(約81億円)相当のBITトークンをBybit取引所の投資部門であるMiranaに売却することができるようになる。

この訴訟は、FTX財団が2023年にFTXの元顧客と債権者に返済する資金を回収するために提起したものである。

FTXは以前、BybitとMiranaに対して10億ドル規模の訴訟を提起し、FTXの経営陣とのVIPアクセスと密接な関係を利用して、FTX崩壊直前に約3億2700万ドル(約502億円)相当のデジタル資産と現金を事前に引き出したと主張した。

FTX側の弁護士は、「原告の返還請求、自動停止違反、詐欺的および優先的な移転の請求は論争の余地があり、一定のリスクがあり、いずれにせよ、さらなる訴訟は時間と費用がかかるだろう」と述べた。

今回の和解は、裁判所の承認が必要であり、両当事者間の和解承認のためのヒアリングは、11月20日(東部時間基準)午後2時に開かれる予定だ。
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