キムCTOによると現在、多くの金融会社が税務や株式などの領域におけるAI PBサービスを準備しているという。カカオペイの場合は、すべての金融データを含むサービスを提供できるのが長所だと強調した。
保険AIではユーザーの健康データを基に疾病を予測し、これに合った保険を薦める。カカオペイの資産管理サービス「マイデータ」と連動し、健康診断の結果を基にした個人別のレポートを提供する。
この保険AIをはじめカカオペイでは2025年、金融AIサービスを不動産や投資など多様な分野へと拡大していく。キムCTOは「大規模言語モデル(LLM)はコンピュータの処理能力であるマシーンパワーが求められ速度も遅いため、税務や保険など分野別に特化した専門モデルをつくった」と話す。それぞれのAIモデルを一つのセットとしてつくり、ユーザーが必要な金融サービスを提供していく。
一方、こうしたサービスの中核としてキムCTOは、個人の健康情報を知ったAIが保険会社にこの事実を伝えないようにする個人情報の保護が大事だとしている。
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