ユン大統領は同日、EUのウルズラ・フォンデアライエン委員長の要請で電話会談を開き、このように明らかにしたと、大統領室は伝えた。
ユン大統領はまず、電話でウルズラ・フォンデアライエン委員長の再任を祝い、両者間の堅固な絆を土台に「韓-EU間戦略的パートナー関係」を一層深化させていくことを期待すると言及した。
そして、ユン大統領は、北朝鮮のロシア派兵に関する情報を共有し、北朝鮮軍のウクライナ実際の戦線投入が予想より早く行われる厳重に警戒すべき状況だと説明した。
ユン大統領は「ロ朝間の不法な軍事協力は規範基盤の国際秩序を根本的に揺るがし、朝鮮半島と世界平和を脅かしている」とし「北朝鮮軍の即刻撤収とロ朝軍事協力中断を促す中で、ロ朝軍事協力の進展に合わせて段階別措置を積極的に取っていく」と明らかにした。
また、ユン大統領は、EUが北朝鮮の派兵ニュース直後に強力な糾弾メッセージを発信し、韓国と声を一つにして迅速に対応してくれたことに感謝を表し、「ロシアと北朝鮮の不法な交流を監視し遮断するための努力を倍加する中で、EUおよび加盟国とともに実質的な対応措置を模索していくことを願う」と強調した。
これに対しウルズラ・フォンデアライエン委員長は「北朝鮮がロシアに殺傷兵器を支援し派兵までしたのを見ると、昨年5月にソウルで開かれた韓EU首脳会談を通してヨーロッパとアジアの安保が緊密に連結していることが再び事実と立証された」と言及した。
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