韓国科学技術院開発のシャンプーが完売の人気、一度の使用で毛量や太さを改善＝韓国

韓国科学技術院（KAIST）の教員が創業した企業ポリフェノールファクトリーは、テレビショッピング「ロッテホームショッピング」で販売した同社開発のシャンプー「グラビティ・ヘア・リフティング・シャンプー・ストロング」が、約40分で完売したと発表した。

1分あたり最大2400万ウォン（約265万円）を売り上げ、準備していた3万3000ボトルが売り切れた。9月の約2万本に続く、2度目の完売となる。

同製品はKAISTのポリフェノール関連技術を適用して脱毛を防ぎ、毛量を改善する。特許成分の「リフトマックス」が含まれ、シャンプーの使用後すぐにポリフェノール保護膜を形成。臨床試験では1度の使用で毛髪の太さが19.22％、毛量が87.22％向上するという結果を得た。2週間使い続けた結果、抜け毛率は73.23％減少している。

4月の販売開始以から8か月後には、30億ウォン（約3億3227万円）のシリーズAによる投資を得た。

現在、テレビショッピングのほか現代百貨店などのデパート、「クーパン」などの電子商取引（EC）サイトでも販売している。年内に「Eマート」や「オリーブヤング」などの小売店でも販売する予定だ。