激化するコンビニの宅配競争、低価格や一律料金などで差別化=韓国
激化するコンビニの宅配競争、低価格や一律料金などで差別化=韓国
BGFリテールは、自社運営のコンビニエンスストア「CU」で独自の宅配サービスを導入したと発表した。

顧客が配達日を指定すれば、配達員が商品を自宅まで取りに来る業界初のサービスだ。宅配料金は4400~6000ウォン(約487~664円)。コンビニまで荷物を預けに行くことが難しい1~2人暮らしの顧客をターゲットとした。

一方「セブンイレブン」では年末まで、宅配アプリ「宅配ファインダー」を通じ、一律2850ウォン(約315円)の料金で宅配サービスを実施している。縦・横・高さの合計が160センチメートル以下、重さが20キログラム以内であれば、送り先や内容物に制限なく、一律の料金で届けてくれる。

コンビニによる宅配市場でシェア70%を誇るとみられる「GS25」の宅配サービスは、一般的な宅配価格の半分程度となる1800ウォン(約199円)から利用可能だ。

コンビニの宅配サービスは、中古品の取引活性化と共に拡大を続けている。とくに低価格の宅配サービスの割合は、コンビニによる全宅配サービスの30%台に達している。

業界の関係者は「宅配サービスを、さまざま物の取引を行うハブとして定着させられるよう、今後はコンビニ間の競争がより激しくなるだろう」と述べた。
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