29日韓国気象庁によると、25日に発生した台風21号は、現在フィリピンのマニラ東北東約700km付近の海上を最大風速40m、中心気圧955hPa(ヘクトパスカル)で西北西に進んでいる。
台風21号はさらに強い勢力となり、朝鮮半島方向に北上する経路が予想され、朝鮮半島上陸の可能性が提起された。朝鮮半島には主に7~10月に台風が上陸していたが、もし台風21号が朝鮮半島に上陸すれば、関連統計資料作成が始まった1951年以降、73年ぶりに「11月台風」となる。
台風は31日、中心最大風速が50mまで強くなった状態で、台湾台北南南東460km付近の海上に近づくものと見られる。風速50mは大きな石が飛び、走行中の電車が脱線するほどの威力だ。
台湾に接近中の台風21号は、勢力を弱めながら中国南東部の海上を過ぎ方向を右に変え、九州の南海上に移動すると予想されている。この時は、熱帯低気圧になる可能性が高いため、朝鮮半島に直接的な影響を及ぼす可能性は非常に低いというのが専門家らの予測だ。
台風21号の朝鮮半島上陸の可能性は低くなったが、低気圧が朝鮮半島付近に近づくため、韓国に雨や風などの影響を及ぼす可能性がある。
気象庁関係者は「今後発表される気象情報を積極的に参考にしてほしい」と伝えた。
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