米国務省の報道官は29日(現地時間)の会見で「ロシアが北朝鮮の軍人たちを訓練させることは、安保理(対北制裁)決議の1718号・1874号・2270号を直接違反した行為だ」と伝えた。
つづけて「北朝鮮の軍人たちが弾道ミサイルやその他の武器使用に関する訓練や支援を提供したり受けたりすることは、ロシアと北朝鮮が国連の武器輸出禁止措置に違反し続けていることに加え、これらの条項に違反するものだ」と強調した。
また、“30日に開かれる国連安保理会議で、常任理事国のロシアの反対により、ロシアだけでなく北朝鮮への制裁が困難になる可能性が高い”という指摘について、報道官は「われわれはロシアと北朝鮮の両方に制裁を加えることができる能力を維持している」と答えた。
つづけて「われわれは過去にもこのような能力と権限を使用する意志があることを示しており、これから適切な場合にそれを行使するだろう」と付け加えた。
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