米国に向け、仁川国際空港を出発する金龍顕・国防部長官=29日、仁川(聯合ニュース)
米国に向け、仁川国際空港を出発する金龍顕・国防部長官=29日、仁川(聯合ニュース)
【ワシントン聯合ニュース】ウクライナに侵攻するロシアを支援するため北朝鮮が兵士を派遣したなか、韓国と米国が30日(現地時間)、米ワシントンで定例安保協議(SCM)を開く。

 SCMは両国の主な軍事政策を協議・調整する枠組みで、統合国防対話(KIDD)や拡大抑止戦略協議体(EDSCG)などで議論した政策について両国の国防トップが報告を受け、対応を話し合う。

 韓国の金龍顕(キム・ヨンヒョン)国防部長官と米国のオースティン国防長官が出席する。

 SCMでは韓国に米国の「核の傘」を提供する拡大抑止などを協議するが、今回は北朝鮮の派兵への対応が主な議題になる見通しだ。韓国はウクライナへの攻撃兵器の供与も示唆しており、ロ朝に対する強力なメッセージを発するとみられる。

 SCMに合わせ、31日には外交・国防閣僚協議(2プラス2)が開かれる。韓米の2プラス2の開催は3年ぶりとなる。


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