ハンガリー工場の年産能力は2万3000トン。既存の第1工場の1万5000トンを加えると、欧州で計3万8000トンの年産能力を持つこととなる。長期的にはハンガリーで第3工場も建設し、年産能力を計10万トンとする計画だ。第3工場は、電気自動車(EV)の需要増加に合わせて建設するという。
タタバーニャ工業団地内に位置するハンガリー工場は、欧州で唯一の銅箔工場だ。同社は多様な企業と銅箔の供給契約を締結しており、欧州の銅箔市場でトップに立っている。
欧州に続き同社は、北米にも生産拠点を構築している。2023年に着工したカナダ最初の銅箔工場は、ケベック州政府から1500億ウォン(約166億2150万円)規模のインセンティブを獲得したうえで建設を進めている。2026年に量産を開始する計画で、年産規模は2万5000トン。長期的には年産能力を6万3000トンとする計画だ。これにより同社は、欧米地域における銅箔の年産規模を合計16万3000トンにすることを目指す。
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