ボレル上級代表はこの日の午後、声明を通じて「EU情報活動分析センター(INTCEN)は『北朝鮮の兵力がロシアの領土にいる』という最近の報道が事実であると私に伝えた」とし「数千人におよぶ北朝鮮軍の駐屯は、国連憲章と安全保障理事会の決議案を露骨に違反するものだ」と批判した。
つづけてボレル上級代表は「(日本と韓国をそれぞれ訪問することが)このような懸念される展開状況を話し合うための時に適(かな)った重要な機会だ」と強調した。
また「対応策を含め、北朝鮮の派兵に関する事案を国際友邦国たちと話し合っているところだ」と付け加えた。
韓国外交部(外務省)によると、ボレル上級代表とチョ・テヨル(趙兌烈)韓国外相は来月4日ソウルで「韓-EU戦略対話」を開催する。
これは昨年5月に韓-EU首脳会談の合意により新設された会議で、韓国外交部は「“韓-EU戦略的パートナーシップ強化案”を話し合う計画だ」と伝えた。
また、韓国とEU双方は「安保・国防パートナーシップ」を採択する可能性があることが伝えられている。ボレル上級代表は訪韓に先立って来月1日に日本を訪問する。
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