SKグループが複数のグループ会社を統合、大規模エネルギー企業が誕生=韓国
SKグループが複数のグループ会社を統合、大規模エネルギー企業が誕生=韓国
石油元売りなどを手掛けるSKイノベーションはエネルギー事業を手掛けるSK E&Sの合併と共に、子会社でバッテリー大手のSKオンと原油の輸入・石油製品の輸出などを行うSKトレーディング・インターナショナルとの合併手続きが終了したと発表した。2025年2月1日にはSKオンと、原油元売りSKエナジーのタンクターミナル事業部を分割したSKエンタームとの合併も追える予定だ。

SKイノベーションによる新会社の名称はSKイノベーション E&Sとなる。SK E&Sは合併後、社内で独立した企業として運営していく予定だ。既存の石油化学事業にSK E&Sが持つLNGバリューチェーンが加わり、石油、ガス、電力といった主要なエネルギー事業全般に対応するポートフォリオを持つ企業として再誕生する。

とくにLNGはSK E&Sが年間1兆ウォン(約1105億2840万円)の営業利益を創出しており、合併企業の安定的な収益確保と投資資源になることに期待できる。

一方SKオンによる新会社の名称は、SKオン・トレーディング・インターナショナルだ。これに先立ち、同社は7月の合併発表後、統合シナジー推進団を発足していた。ここではLNGバリューチェーン、トレーディング、水素、再生可能エネルギーといった四つの分野で即時成果を上げる分野を選出し、事業化に着手している。
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