1日、韓国テグ(大邱)地法第11刑事部イ・ジョンギル部長判事は、この日殺人未遂の疑いで起訴されたA氏(38)に対する結審公判をおこなった。
検察はこの日、A氏に懲役7年の求刑を裁判部に要請した。
検察は「偶発的ではあるが未成年者を殺害しようとした」とし「被害者が意識を取り戻したが、消化機能障害などを患いながら生きていかなければならない」と求刑理由を明らかにした。
A氏はことし9月9日午後10時40分ごろ、大邱市スソン(寿城)区ボムオ(泛魚)洞 の路上で、娘と一緒にいたB学生(14)に近づき「死ね」と刃物で肩などを刺した。
当時ケガしたB学生はそのまま逃げ、A氏が追いかけようとしたが、隣にいたA氏の娘が腕をつかみ止めた
ニュース1によると、A氏は娘Cさん(16)が知人の紹介でB学生と出会った後、学校に行かずに酒を飲んでタバコを吸うなどの非行を繰り返すようになり、犯行に及んだと調査された。
A氏は2人を引き離すため、チェジュ(済州)島へ引っ越したが、Cさんは済州島で睡眠薬を過剰摂取して昏睡状態に陥った。A氏は意識を取り戻したCさんに「B学生に会わないでほしい」と説得したが、効果はなかった。
以後Cさんが一人で大邱に戻ろうとしたが、追いかけてきたA氏は酒を飲んだ後、B学生を待ち伏せし、刃物を振り回したと調査された。
A氏は最終陳述で「何も知らないまま家で待っている子どもたちの元へ戻りたい」と述べ、寛大な処分を求めた。
A氏に対する言い渡し公判は、今月13日午前10時に開かれる予定である。
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