国家バイオ委員会が12月に発足、副委員長にKAIST副総長=韓国
国家バイオ委員会が12月に発足、副委員長にKAIST副総長=韓国
大統領が委員長を務めて、国内バイオ政策を総括・調整する国家バイオ委員会が12月に発足する。

韓国大統領室のパク・サンウク科学技術首席秘書官は3日、記者会見を通じて、「ことし4月に先端バイオイニシアチブを発表して関連ガバナンスを迅速に整備し、国家バイオ委員会の発足に至った」と明らかにした。

パク・サンウク秘書官は「これまでバイオ分野は科学技術情報通信部(日本のデジタル庁に相当)、保健福祉部(日本の厚生労働省に相当)、産業通商資源部(日本の経済産業省に相当)などが各々の政策と研究開発(R&D)を扱っており、分節的であるという指摘を受けてきた」とし「国家バイオ委員会を通じて基礎研究から臨床、商用化に至るバリューチェーン全般を有機的に連結できるだろう」と説明した。

国家バイオ委員会の委員長はユン・ソギョル(尹錫悦)大統領が直接務め、副委員長にはバイオ分野の碩学であるKAIST(韓国科学技術院)のイ・サンヨプ副総長が内定した。

委員会は委員長である大統領と副委員長1人を含めて40人以内の委員で構成され、民間専門家および関連公務員で構成された国家バイオ委員会の支援団を置くようにした。

パク・サンウク秘書官は「国家バイオ委員会は国家宇宙委員会、国家人工知能委員会に続いて、大統領が委員長を務める3番目の戦略技術委員会」とし「3大ゲームチェンジャー」技術の中で残りの1つである量子科学技術分野は年内に量子戦略委員会を発足する予定」と述べた。
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