北朝鮮兵とみられる軍人がロシアの装備品を受け取っている映像(ウクライナ文化情報省の戦略コミュニケーション・情報安全保障センターのXより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
北朝鮮兵とみられる軍人がロシアの装備品を受け取っている映像(ウクライナ文化情報省の戦略コミュニケーション・情報安全保障センターのXより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国国防部のチョン・ハギュ報道官は5日の定例会見で、北朝鮮兵約1万人がロシア入りし、そのうち相当数が激戦地であるロシア西部クルスク州を含む前線に派遣されたとの見方を示した。

 前線に投入された北朝鮮兵のうち約40人が戦死したとの韓国メディアの報道については「確認できない」と述べた。

 米国務省のミラー報道官は4日(現地時間)の記者会見で、北朝鮮兵約1万人がクルスク州に入ったとの分析を示していた。

 北朝鮮兵のロシア派遣を巡って韓国政府がウクライナに派遣した代表団は4日帰国した。チョン氏は代表団が韓国の参観団やモニタリング団のウクライナ派遣について議論したかを問われ、「現地で確認した内容について政府レベルで必要な議論や情報共有、検討が行われる」と説明した。その後、必要があれば国防部が後続措置を取る見込みだとしたうえで、「具体的に決まったことはない」と述べた。


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