鄭夢奎氏(資料写真)=(聯合ニュース)
鄭夢奎氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の文化体育観光部は5日、サッカー韓国代表の洪明甫(ホン・ミョンボ)監督の選考過程などで不正を働いたとされる大韓サッカー協会に対する監査の結果を発表した。同部は監督選考で不公正な手続きがあったとして協会の鄭夢奎(チョン・モンギュ)会長や金楨培(キム・ジョンべ)常勤副会長、李林生(イ・イムセン)技術総括理事など幹部らに対し、資格停止以上の懲戒を求めた。

 鄭氏については監督選考に関する問題だけでなく、サッカー関係者の懲戒処分を解除する「赦免」を不適切に行った問題、補助金の虚偽申請などの問題の責任を問い、重い懲戒を要求した。

 また洪氏の代表監督選考の過程に問題があったことを改めて強調し、再び推薦からやり直すなど、不正を正す方策を講じるよう協会に通知した。

 同部は洪氏の監督選考の公正性を問う世論の高まりを受け、7月末から監査を行ってきた。10月の中間発表では、監督選考の過程で内部の規定が順守されていなかったと指摘した。


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