主力品目のコメ加工食品、即席麺、菓子類、飲料はいずれも輸出額が過去最高を更新した。
コメ加工品は41.9%増の2億5000万ドルで、既に昨年の年間輸出額を上回った。米国向けが55.9%増加した。中国向けも9月から冷凍キンパ(のり巻き)が輸出品目に含まれたことで40.2%増加した。
同部関係者は「国内でのコメ消費が減っているが、中国など新たな販路を開拓し、輸出が増加した」と説明した。
即席麺は10億2000万ドルで30.0%増加した。最大の輸出先の米国や中国だけでなく、欧州への輸出額も増加している。新市場の中南米向けは70.9%増加した。
菓子類は17.6%増の6億4000万ドル、飲料は15.8%増の5億6000万ドルだった。
生鮮農産物の輸出額はキムチ、ユズ、ブドウの好調で0.5%増加した。キムチは3.1%増の1億3470万ドル、ユズは2.3%増の約4830万ドル、ブドウは24.0%増の3330万ドル。ユズはカナダやフィリピンへの輸出が増え続けている。
輸出額を国・地域別にみると、米国向けは22.1%増の13億1000万ドル、中国向けは6.9%増の12億5000万ドル、欧州向けは26.1%増の5億6000万ドル。東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国への輸出額も伸びており、15億7000万ドルを記録した。
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