タス、リアノボスティ通信によると、ザハロワ報道官は、ロシア南部のソチで開かれるバルダイ国際討論クラブを控えて記者たちと会い「私たちは韓国との関係を台無しにしていない」と強調した。
ザハロワ報道官は「最初、我々は韓国に対する制裁を先制的に行ったことはない」とし「しかし残念ながら韓国が米国の主導に従うのを見た。おそらく圧迫を受けたのだろう」と述べた。
ザハロワ報道官は「韓国がこの地域の安定を望むなら、地域に存在する力のバランスを崩さないようにし、その地域を他の対立に引きずり込んではならない」とし、ウクライナ紛争に介入しないよう警告した。そして、「国際法に基づいて善隣関係と相互尊重する関係を発展させる必要がある」と付け加えた。
ロシアは最近、様々な経路を通じて韓国の自制を促す発言をしている。
クレムリンのペスコフ報道官もこの日のブリーフィングで「明らかにキエフ(ウクライナ)政権と多くの欧州国家は、ウクライナ紛争を国際化するためにますます多くの国が介入するようにしている」とし「彼らはソウル(韓国)が参加するように努力を尽くしている」と主張した。
前日には、ロシアのエフスティグニエワ次席大使が安保理で、「韓国が米国の圧力の下で早く独立性を失い、国益を危険にさらすことは残念だ」と明らかにした。
エフスティグニエワ次席大使は「色々な面で見ると、彼ら(韓国)は戦闘損失により西欧武器が切実なキエフと武器供給を増やそうとする米国の危険な冒険に引きずり込まれた」と主張した。
続けて「10月25日『キャンプ・デービッド』形式で開かれた日米韓安保室長会議でウクライナ問題が主要話題の一つとして登場したことがこれをよく示している」と話した。
また、「米国は朝鮮半島で攻撃的な政策を実行しながら、同時に反ロシア同盟国の動員という課題を解決している」とし、「これはこの地域内で米国の真の動機について多くのことを物語っている」と述べた。
それと共に「私たちは韓国側が気を引き締めて、韓国にメリットが全くない極度に危険な道に入らないよう促す」と話した。
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