10日に任期(5年)の折り返しを迎える尹大統領は「この2年半、本当に休まず走ってきた。国民の皆さんから見れば足りないことが多いだろうが、私の心は常に国民のそばにあった」としながら、「国民生活のため、韓国の未来のために始めたことが国民の皆さんに不便を与え、私の周辺のことで国民に心配もかけた」と述べた。
その上で「残りの任期2年半は国民生活の変化を最優先にし、政府の力を集中する」と強調した。
尹大統領は物価・住宅市場の安定、小規模事業者・自営業者の支援、社会的弱者の福祉拡大などに言及し、「初心に戻ってもう一度始める」と述べた。
米大統領選でトランプ前大統領が再選されたことについては「米新政権と完璧な韓米安全保障体制を構築し、われわれの自由と平和を堅固に守る」とし、韓米同盟の安保、経済、先端技術協力をさらに高度化すると説明した。
また、半導体産業や人工知能(AI)などに対する政策支援を強化し、原発産業の完全な正常化も推進すると表明した。
さらに、医療、年金、労働、教育の4大改革と人口危機克服の「4プラス1改革」は国民生活と直結する課題であり、未来を守るものだとして意欲を示した。
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