尹大統領は「人道主義、平和主義の観点からの支援から、今後は北の軍の関与の度合いによって段階別に支援方式を変えていく」とし、兵器支援も排除せず今後の状況を見守るとの姿勢を示した。
また「もし兵器支援をすることになれば、まずは防衛用兵器からだと思っている」と説明した。
尹大統領は「われわれが困難な時に国際社会の助けを多く受けたため、われわれも違法な侵略で困難な状況にある国を助けるのは当然のこと」とし「ここに北という新たな変数が入ってきた」と述べた。
また「今回の派兵でロシアから北に対し、韓国の安保に致命的な脅威になり得る敏感な軍事技術の移転があり得ることに加え、時間が経つにつれ北の特殊部隊が現代戦に対する経験を積むことになれば、韓国の安保に致命的な問題になりうる」と強調した。
韓国から飛来した無人機が平壌上空に侵入したとする北朝鮮の主張に対して政府が反応しない理由については、いちいち取り合う価値はないと一蹴した。
尹大統領は、北朝鮮はすでに10回も境界を侵犯してドローン攻撃を行い、7000個以上のごみ風船を飛ばし、全地球測位システム(GPS)の妨害電波を発信しているとし、北朝鮮の主張は厚かましいなどと非難した。
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