統計データによると、1‐10月の中国の物品貿易輸出入総額は前年同期比5.2%増の36兆200億元(約774兆7000億円)となった。うち輸出が6.7%増の20兆8000億元(約447兆4000億元)、輸入が3.2%増の15兆2200億元(約327兆3000億円)だった。
輸出品目をみると、機械・電気製品が8.5%増の12兆3600億元(約265兆8000億円)で同期間の輸出総額の59.4%を占めた。そのうち、船舶74.9%、自動車が20%、オートバイが24.6%と、それぞれ高い伸びを示した。
輸入品目では、エネルギー製品が5.1%増、鉱工業製品が4.9%増となった。また、機械・電気製品が8.6%増の5兆7500億元(約123兆7000億円)にのぼった。うち航空機部品が13.7%増、電子部品が11.5%増だった。
貿易相手国別では、「一帯一路」共同建設国との輸出入額が同6.2%増の16兆9400億元(約364兆4000億円)に達した。そのうち、ASEANが8.8%増の5兆6700億元(約121兆9000億円)で全体の15.7%を占め、依然として中国の第一貿易パートナーとなっている。その他、欧州連合(EU)が1.2%増、米国が4.4%増、韓国が6.7%増だった。
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