同事業は、韓国初の浮体式洋上風力発電プロジェクトとなる。エクイノールがウルサン(蔚山)市の沿岸約70キロメートル地点に、2030年まで750メガワット規模の洋上風力発電設備を設置する予定だ。
LS電線は、洋上の過酷な環境でも使用可能な耐久性を実現した浮体式洋上風力用のダイナミックケーブルを、韓国で初めて開発。国際的な認証も取得した。同社のク・ボンギュ代表は「当社子会社のLSエコエナジー、海底ケーブル事業を手掛けるLSマリンソリューション(旧KTサブマリン)と共に海底ケーブル事業のバリューチェーン強化に努める」と話している。
これと関連し韓国政府は、2026年までに計2.5~3ギガワット規模の浮体式洋上風力施設を構築するための入札計画を明かした。浮体式洋上風力発電では、500MW規模の公募を行う。
LS電線の関係者は「こうした政策は浮体式洋上風力発電の重要性を反映したもので、韓国のエネルギー市場でも大きな関心が寄せられている」と説明した。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 101