尹錫悦大統領はこの日午前、ヨンサン(龍山)の大統領室で記者会見を行い、「私と私の妻の身の振り方に問題があった」とし「事あるごとにさらに慎重に行動しなければならないのに、このように国民にご心配をお掛けしたことは間違いなく誤りだった」と述べた。
尹錫悦大統領が就任後、国民に直接謝罪したのは5月の就任2周年となる記者懇談会で行った金建希夫人の「ブランドバッグ授受事件」に続き2回目だ。当時は金建希夫人に限られた問題だったが、今回は大統領選挙前後の過程で起きた世論調査のねつ造、公認介入、国家産業団地の選定介入疑惑など、国政ろう断につながりかねない大型スキャンダルという点で波紋が大きかった。同日、尹錫悦大統領は国民に対する談話を発表する途中、壇上から出て腰と頭を下げて謝罪した。
ただし、尹錫悦大統領は公認介入問題などは事実ではないという立場を明確にした。尹錫悦大統領は「大統領選挙当時、世論調査が良かったのでねつ造する理由もなく、人生を生きながらそのような行動をしたこともない」とし「(2022年の再補欠選挙当時)すでに選挙に出る人々は決まっていて、党の重鎮議員の中からお願いする場合はあるが、原理・原則だけを話しただけで一度も誰かを公認しろと言ったことはない」と釈明した。
また、尹錫悦大統領は「(明太均氏と連絡したことと関連して)不必要な話やしなくてもいいことをしたことに対して謝罪するもの」とし「チャンウォン(昌原)工業団地のような事実ではないので謝罪を期待するならば、それは事実ではないため認めることもできず、謝罪する問題でもない」と言い切った。
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