韓国軍合同参謀本部によると、軍は7日に黄海上で地対地弾道ミサイルの実射撃訓練を実施した。
訓練は敵の攻撃拠点と想定した地点を打撃する方式で行われた。陸軍ミサイル戦略司令部の所属部隊が西部・忠清南道の射撃場から「玄武2」系列の弾道ミサイル1発を発射した。ミサイルは約200キロを飛行し、南側の海上の標的に命中した。
合同参謀本部は「今回の訓練を通じて北のいかなる挑発にも断固として対応するという強力な意志を示し、敵の挑発の原点を精密に打撃できる能力と体制が整っていることを示した」と説明した。
また「軍は盤石な韓米防衛体制の下、北の軍事活動を鋭意注視しながら、いかなる挑発にも圧倒的に対応できる能力と体制を維持している」と強調した。
北朝鮮は先月31日に固体燃料式の新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星19」を試射したのに続き、今月5日には超大型放射砲(多連装ロケット砲)「KN25」と推定される短距離弾道ミサイル(SRBM)数発を発射し、挑発を続けている。
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