このうち、韓国音楽著作権協会が徴収した金額は4065億ウォン(約407億円)だった。
報告書は、世界的なK―POPの隆盛などによりアルバム需要が急増し、徴収額の増加につながったと分析した。
韓国音楽著作権協会が昨年、アルバム販売などと関連して徴収した著作権使用料は前年比約46%増の約1199億ウォンだった。協会によると、テレビ番組などの放送、ライブ公演などの収益を全て合わせたものより大きいという。
新型コロナウイルス禍の収束により、ライブ公演とコンサートツアーが増え、これに関連した著作権使用料の徴収額も大幅に増えた。昨年、韓国音楽著作権協会は公演に関する著作権使用料として前年比約22%増の約507億ウォンを徴収した。
ストリーミングサービスの拡大など、デジタル音楽市場の成長により、これに関連した著作権使用料も昨年は前年比9%増の約1721億ウォンを記録した。
ただ韓国音楽著作権協会は、国内総生産(GDP)に占める徴収額の割合が0.017%で、世界33位だったことから、改善の必要性を指摘した。韓国の音楽は世界で認められているが、それに見合った著作権使用料は得られていないとし、K―POPが今後も成長、発展するためには創作環境の改善が必要と指摘した。
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