中国CPI、10月は前年比0.3％の上昇＝中国報道

中国国家統計局は9日、10月の消費者物価指数（CPI）を発表した。

発表された内容によると、10月の全国CPIは前年同月比0.3％の上昇となった。うち都市部で0.2％、農村部で0.3％、それぞれ上昇した。また、食品価格が2.9％増、非食品価格が0.3％減、消費財価格が0.2％増、サービス価格が0.4％増となっている。

1‐10月の平均値からみると、全国CPIは前年同期比0.3％上昇した。

食品価格のうち、豚肉の価格が前年同月比14.2％増、生鮮野菜が21.6％増、フルーツが4.7％増だった。

一方、10月の全国CPIを9月と比べると、0.3％下落した。うち都市部で0.3％下落、農村部で0.3％下落している。食品価格が1.2％減、非食品価格が横ばい、消費財価格が0.4％減、サービス価格が横ばいとなった。

前月比で豚肉の価格が3.7％、生鮮野菜が3.0％、フルーツが1.0％、それぞれ下落している。