ヴィタリック・ブテリン、情報金融の可能性を強調「ポリマーケットの役割」言及

イーサリアムの共同創設者であるヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)は、「情報金融(info finance)」の概念を紹介した。

ブテリンは最近のブログ記事「予測市場から情報金融まで」で、ブロックチェーン技術がどのように洞察をより効果的に集約、整理、配布するのに役立つかについて言及した。

ブテリンは情報金融について、「あなたが知りたい事実から始まり、市場参加者からその情報を最適な方法で引き出す市場で終わる学問」と説明した。

続いて、未来の出来事に対する洞察を収集する方法として予測市場を提唱し、ユーザーが結果に賭けてデータベースの洞察を生成するポリマーケット(Polymarket)のようなプラットフォームを強調した。これにより、マスコミの誇張や影響なしに公共の期待を形成することができるという視線だ。

彼は情報金融を3面市場と要約し、「選挙予測はただ最初のアプリに過ぎない。ベッターは予測をし、読者は予測を読む。市場は公共財として未来に対する予測を出す」と付け加えた。